【荒川区】不燃化特区での建替・解体・売却・買取を徹底解説|助成金を最大限活用するコツ

「荒川区の不燃化特区の助成金」が令和8年度からも延長されました!
もともと令和7年度までの期限となっていて、令和8年度も延長されるか話題になっていましたが、これから建替などを計画する方にとっては朗報です。
令和8年度が使えるのはもちろん、令和12年度までの5年間延長されています。
荒川区の不燃化特区の助成金制度は、さまざまな補助金の中でも、かなり手厚い制度です。
助成金を利用することで、解体費や建替費の負担を大きく軽減できるため、多くの方が制度の活用を検討しています。
ですが、一方で、敷地条件や資金面の理由から建替が難しいケースもあり、「売却した方が良いのか」「リフォームした方が良いのか」「申請手続きも大変そう」と悩む方も少なくありません。
本記事では、荒川区の不燃化特区制度のポイントから、建替・売却・買取での活用するコツを、実際の事例を基に紹介します。
荒川区で「不燃化特区の建替」が注目される理由
木造密集地域の防災対策が進む背景
荒川区は、木造住宅が密集するエリアが多く、災害時の延焼リスクが高い地域として位置づけられています。
特に南千住・町屋・東尾久・西尾久では、細い道路や不整形地が多く、火災時の避難や消火活動が難しいとされています。
こうした背景から、区としても建物の耐火性能の向上や街区整備を積極的に進めており、不燃化特区制度はその中心的な施策です。
建替のみならず解体工事に対しても助成金が支給されるため、老朽空家のリスクも軽減されて住民にとっても防災性を高めながら資産価値を維持できるメリットがあります。
荒川区の対象エリア(南千住・町屋・東尾久など)
荒川区の不燃化特区の対象エリアは、荒川・南千住地区と町屋・尾久地区に分かれており、住所で言うと、南千住・町屋・荒川・東尾久・西尾久となりますが、同じ町名でも、番地によって対象が細かく指定されています。
地図が分かりやすいので、対象エリアか迷ったら確認してみてください。
建替・解体で使える助成金の種類
荒川区の不燃化特区では、建替や解体に関する複数の助成金が用意されています。
具体的には、「建替助成」「解体助成」「住み替え助成」の3つに分かれています。
古い木造住宅を建て替える場合の建替助成では、
- 解体工事費
- 設計・工事監理費の一部
- 建築工事費の一部
が支給されるため、建替にかかる総費用を大幅に抑えることが可能です。
少なくとも数百万円の助成金となりますので、非常に魅力的な制度となっています。
助成金の対象条件(築年数・耐火建築・接道など)
助成金を利用するためには、いくつかの条件を満たす必要があります。
例えば、建物の築年数が一定以上であること、建替後の建物が耐火または準耐火構造であること、敷地が接道条件を満たしていることなどが挙げられます。
詳細の情報は、荒川区の公式ホームページでご確認ください。
荒川区で不燃化特区の助成金を使って建替するメリット
最大いくら補助される?
不燃化特区の助成金は、建替費用の大きな負担を軽減できる点が最大の魅力です。
荒川区の不燃化特区では、解体費・建替工事費・設計費など、建替に必要な複数の費用が助成対象となります。
解体費用
1㎡あたり26,000円の上限で、延床500㎡が限度。
つまり大きい建物の場合は最大で1300万円もの補助金を活用できます。
建築設計費及び工事監理費の一部
延床面積によって細かく設定されています。
例えば、100㎡の延床面積の場合は、2,327千円が支給されます。
最大で、300㎡以上の場合で、4,825千円となっています。
詳細は、荒川区が発行しています下記ページに記載があります。
https://www.city.arakawa.tokyo.jp/documents/3163/r7koujikanri.pdf
建築工事費の助成金
建築工事費の助成金は、既存の建物の耐火性能と新築の耐火性能のグレードのギャップと建物の面積によって細かく設定されています。
グレードは、一般木造、準耐火建築物、耐火建築物の順に3段階に分類されていて、
一般木造→耐火建築物へのグレードアップが一番高額に設定されています。
例えば、100㎡の延床面積で、1,535千円となります。
最大では、一般木造から耐火建築物の新築で、1,000㎡~の場合で7,483千円となっています。
制度上は、最大で2500万円近く補助される制度になっているというので、どれだけ手厚い制度かが良く分かりますね。
詳細は、荒川区が発行しています下記ページに記載があります。
https://www.city.arakawa.tokyo.jp/documents/3163/r7kentikukouji.pdf
上記金額は、2026年3月31日現在の情報です。
今後変わる可能性がありますので、詳細は必ず荒川区の公式ホームページにてご確認ください。
建替が難しいケースと、そのときの選択肢
不燃化特区の建替にメリットがあることは分かっていても、現実的に建替が難しいケースも少なくありません。
建替が難しいケーススタディとその選択肢を紹介していきます。
敷地が狭い・接道が足りない(再建築不可)
荒川区には、道路幅が狭く接道条件を満たさない“再建築不可”の物件が多く存在します。
再建築不可の場合、建替ができないため、所有者は対応に悩むことが少なくありません。
しかし、隣地との調整によって建替可能になるケースもあり、状況次第で選択肢は広がります。
また、再建築不可物件でも売却可能な場合もあります。
資金不足・高齢で建替が負担
建替には時間と費用がかかるため、高齢の方や資金に余裕がない方にとっては大きな負担となります。
不燃化特区の助成金を活用しても、仮住まいや引越しなどの負担が重く感じられることもあります。
そのため、建替よりも売却を選択するケースもあります。
特に高齢者の場合、住み替えや現金化によって生活の安定を図る方も多く、建替だけが唯一の選択肢ではありません。
売却して住み替えする場合でも、不燃化特区の解体助成は活用できますので、状況に応じて柔軟に判断することが大切です。
相続した空き家で困っている場合も
相続した空き家が老朽化している場合、建替か売却かで悩む方もいらっしゃいます。
空き家を放置すると、倒壊リスクや近隣トラブル、固定資産税の負担など、さまざまな問題が発生します。
不燃化特区の助成金を活用すれば、建替して賃貸住宅にするなど、収益化の選択肢も生まれます。
一方で、管理が難しい場合は売却して早期に手放すことも有効です。
相続空き家は状況によって最適解が大きく変わるため、専門家の判断が欠かせません。
相続した土地の相談は下記記事にも記載していますので併せてご覧ください。
荒川区の土地売却はお任せください|相続不動産を遠方からでもスムーズに相談・売却できる流れをご紹介
荒川区の不燃化特区の助成金の活用事例

狭小地 → 不燃化特区の助成金を使って建替
敷地が狭く建替が難しいと思われていた物件でも、設計の工夫と助成金の活用によって建替が実現したケースは多々あります。
耐火建築物への建替により、資産価値が向上し、家族の安全性も大きく改善されました。
荒川区で、狭小地でも、専門家の判断によって最適なプランが見つかることがあります。
相続した空き家を建替して賃貸住宅に
相続した空き家が老朽化していたため、建替して賃貸住宅にすることで収益化したケース
収益用の共同住宅の新築においても、不燃化特区の助成金を活用することで、建替費用を抑えながら資産価値を高めることができました。
相続空き家は放置するとリスクが高いため、早めの判断が重要です。
高齢者→ 売却して住み替え
高齢の建物所有者が建替の負担を避けるため、売却して住み替えを選択したケースです。
売却によって得た資金で、より安全で快適な住まいへ移ることができました。
建替が必ずしも最適解ではなく、ライフステージに合わせた選択が重要です。
戸建てからマンションへ引っ越すことによって、階段の昇り降りがないため、生活が楽になったという事例は、やはり多いです。
不燃化特区の助成金の申請がむずかしい場合は、手続きの代行も
不燃化特区の助成金の申請は、本人が荒川区役所の窓口に訪問して申請することが基本的な流れですが、高齢であったり、遠方に住んでいたりで申請が難しい場合もあります。
そんな時は、荒川区役所の窓口とよく相談しながら、手続きの大部分を代理で進めることもできます。
まとめ:荒川区で不燃化特区の建替・売却を検討するならご相談ください
単純に建て替えるだけであれば、シンプルですが、人それぞれ様々な固有のお悩みがございます。
株式会社ハセベでは、それぞれのケースに応じて対応できます。
例えば、資金の手立てとして敷地の一部を株式会社ハセベで買い取り、その資金を建築費用に充てることもあります。
また、売却する場合でも、更地にして売却した方が高値で売却できる場合は、不燃化特区の助成金制度を活用して解体工事までして頂いて、更地を高値で買取ることもあります。
もちろん、荒川区の不燃化特区の助成金は相続不動産も対象となりますので、例えば、遠方に住んでて相続した不動産を売却する場合でも、助成金を活用することはできます。
もしも、 不燃化特区の建替や売却を検討しているのであれば、ぜひご相談ください。
株式会社ハセベでは、現地調査・助成金の対象チェック・建替プランのご提案・売却査定まで、さまざまなメニューで対応しています。
- 現地調査無料
- 助成金の対象チェック
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お悩みの一つ一つに最適な選択肢を一緒に検討いたします。

